気候風土に適し、暮らしに寄り添う 本焼杉の和の住まい
自然と一体となり、時を経る美しさ。
歳を重ねても愛せる、ぬくもりの和モダン
家を見ることが好きで、結婚する前から住宅イベントに遊びに行っていたFさんご夫婦。「おかやま住宅工房」の家に憧れを持った当時から、結婚して家づくりが現実になるまで、気持ちは変わることがなかったという。それほどにご夫婦の心を惹きつけたのは、同社が得意とする焼杉板張りの和の家の佇まい。「歳を取っても飽きることなく、落ち着きを感じられる和風の平屋が私たちの好みでした。こちらの希望と会社の家づくりの姿勢がぴったり合っていたので、迷いがありませんでしたね」と、ご夫婦は話します。

敷地の難点を生かし、個性に変える
難航の末にようやく見つけた土地は、大型住宅団地の一角の、草木の生い茂った小山のような場所。南西が接道した台形の変形地で、地面は道路から最大1.5mも高くなっており、通行人の目線がちょうど足元に。設計はこの難条件をうまく生かすよう考えられ、リビングを道側に突き出したTの字形のプランがつくられました。

本焼杉の外観に映える、2面の庭
リビングは接道面に窓を設けず、両サイド2面に大きく開口して、それぞれの前に庭を配置。玄関側となる南角には美しい日本庭園をあつらえ、和室前の地窓からも眺められるようにしました。水回りがまとめられている反対側には物干しのテラスを設け、その先の広々とした芝生の庭と生垣はDIYで整えたそう。生垣の向こうに広がる緑豊かな公園の借景が、大きな価値となっています。本焼きの杉板張りの家は、地面から湿度の上がりやすい岡山の風土にかなった先人の知恵。この先何年たっても色あせることなく、悠々とした風格を醸し続けていくでしょう。













赤磐市Fさま邸
家族構成 | ご主人、奥さま、お子さま1人 |
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建築工法 | 木造在来工法 |
土地面積 | 486.16㎡(147.06坪) |
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延床面積 | 140.90㎡(42.62坪) |
この家のデザイン・特徴

住宅業界に携わり約4年。 これまで色々なお家や施工中の現場を見てきました。 家づくり学校での接客経験を生かし、本当に知りたい、リアルな情報を第三者目線からお届けします。 気になることや聞いてみたいこと、何でもお気軽にご相談ください!