坪庭を愛でる和モダンの家
動線の良さと美しさで暮らしにゆとりを生む
里山の自然を映す、上質な住まい
緑豊かな住宅地に佇むKさん邸は、坪庭を中心に設計された和モダンの住まいです。玄関を開けると、雑木や山野草が生い茂る坪庭が広がり、まるで里山の自然を切り取ったかのような風景が広がります。坪庭を囲むように玄関や和室が配置され、格子戸や障子、和紙を用いた壁材が調和し、穏やかで落ち着いた空間を演出しています。プロの感性と施主のこだわりを融合させ、日本文化の本質である「和」を現代的に表現したこの住まいは、高気密・高断熱の性能を備え、快適な室内環境を維持。さらに、家事動線を最適化する工夫により、日常の暮らしにゆとりと豊かさをもたらしています。
キッチンからリビングダイニング、和室まで見渡せる一体感が魅力。家族みんなで過ごすリビングでの時間が、何よりの癒やしのひとときに。
坪庭と和の空間が織りなす癒やしの一角
地窓からは柔らかな光が差し込み、造作の障子戸を開ければ、絵画の様に庭の緑を切り取る窓。坪庭を愛でることで心が安らぎ、自然と一体となるひとときを過ごせるぜいたくな空間です。腰壁のような和紙の壁や、囲みの板畳で伝統とモダンが調和。板間を介して廊下との動線が続くのも便利です。
光と風を操る開放的なリビングダイニング
リビングダイニングは、計算された軒の出と大きな窓で、自然の光と風が心地よく流れる開放的な空間。高気密・高断熱性能により一年を通じて安定した室温が保たれ、家族が快適に過ごせます。無垢材のフローリングやあたたかみのある照明が和のテイストをさりげなく演出し、モダンさと伝統美が共存しています。ここでの食事や団らんのひとときが、家族にとって特別な思い出を刻む場となることでしょう。
お気に入りの西陣織額が映える、ゆとりある玄関ホール。和紙張りの壁やヒノキの一枚板で仕上げた造作収納で、和の上質感あふれる設えに。
岡山市Kさま邸
家族構成 | ご主人、奥さま、お子さま2人 |
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建築工法 | 木造軸組パネル工法 |
土地面積 | 275.36 ㎡ (83.3坪) |
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延床面積 | 133.31㎡ (40.33坪) |
この家のデザイン・特徴
住宅情報誌の発行に携わり、約15年。 これまでに約1,000棟のお家を取材しました。 工務店のすてきな家づくりを皆さまに知ってほしい、 後悔のない家づくりをしてほしい、そんな思いで紹介しています。 工務店には直接聞きづらいことも、お気軽にお問い合わせください!