【PR】<モデルハウスリポート>「親和建設」のGMZ(GREEN MODERN ZERO)パッシブハウス(認定申請予定)のモデルハウスを見学!

今回は、「親和建設」の新しいモデルハウスが倉敷市船穂に完成した(2025年7月)とのことで、IETOリポーターが早速見学に行かせていただきました。場所は「親和建設」の事務所の裏側です! 国道2号線を下りてすぐの立地で、アクセスも非常にしやすい場所にあります。以前から「パッシブハウス」のモデルハウスが建つと聞いていましたので、私たちも見学できるのをとても楽しみにしていました!
パッシブハウスとは……地球のために、住む人のために、持続可能な家のこと。世界基準の認定をうけた家です。 断熱材や高性能な窓、熱ロスの少ない換気システムなどを駆使して、 寒さや暑さをガマンしない、快適さを生み出す家。 自然の力を最大限利用し、少ないエネルギーで、快適な暮らしに。
パッシブハウス・ジャパンHP
夏の暑さにも冬の寒さにも悩まなくていいという高性能住宅……どんなつくりなの? 外観や内観のデザインは? などなど、気になりますよね。そこで本記事では、IETOリポーターが実際に見学してみての感想、体感、見どころポイントについてご紹介したいと思います!
「GMZパッシブハウス」の特徴とは
まず、注目しておきたい「パッシブハウス」の設計・建築についてご紹介します。このモデルハウスでは、下記の点にこだわっているのがポイントです。
- 高断熱性:壁や窓の断熱性を追求することで、外の気温の影響を受けにくくしています。魔法瓶のように、冷めにくく、あたたまりにくい状態にするイメージです。
- 高気密性: 建物の気密性を高め、暖かい空気が外に逃げたり、冷たい空気が中に入ってきたりするのを防止。
- 熱橋(ヒートブリッジ)対策: 熱が逃げやすい部分(熱橋)をなくす工夫がされています。例えば、窓枠や建物の角など「熱が伝わりやすい部分」に特に注意して設計されています。
- 高性能な窓: 断熱性の高い窓を使用し、実はとても大きな割合を占める「窓からの熱の出入り」を最小限に抑えています。
- 日射取得と遮蔽:窓の配置や庇の設計などを工夫することで、冬は太陽の光を積極的に取り入れて暖かさを確保し、夏は日差しを遮って室温の上昇を防止。
- 熱交換換気システム:換気をしながら、室内の暖かい空気の熱を回収して、外から取り込む冷たい空気を暖める仕組みを採用。換気による熱のロスを大幅に減らし、常に新鮮で快適な空気を保つことが可能に。
このように、建物の設計を緻密に計算し、太陽や風といった自然の力を季節ごとにコントロールすることで、一年中快適に暮らせる住まいを実現しているわけですね。
「親和建設」の住宅デザインを体感レポート!<モデルハウスの見どころ>
ここからは、モデルハウスの外観デザインや内観の魅力を、写真でご紹介! ぜひ、実際に見学に訪れた気分で、じっくり楽しんでくださいね♪
外観、外構

スタイリッシュな印象の外観。外壁材に使われている素材は、1階が漆喰、2階が杉板に塗装を施した自然素材で、光の当たり具合などで木の模様が浮き出て見えるのがとても綺麗でした。

内装
玄関を開けてまずすぐに目に留まったのは、インパクト大!な壁一面の石。

こちらは万成石(まんなりいし)という石で、岡山県産の石だそうです。間接照明に照らされているのが雰囲気が出て素敵ですね。


大きな吹き抜けと縦格子の木製手すりが印象的なLDK。南に面しており、日当たりも抜群です! モダンテイストに木の素材感をミックスした、何とも落ち着く空間です。

洗面は洗練されたホテルライクなテイスト。右上の壁をくりぬくことで明るさをプラスし、準備をしながらふと上を見上げると空が見え、気分が上がること間違いなしですね♪

2階は可変性を持たせるためにあえて仕切りを設けずオープンな空間に! ベンガラで塗装した柱が印象的ですね。その奥は寝室につながっています。
性能

このモデルハウスの大きな特徴の一つが、突き抜けた超高性能な住宅であること! 仕様は、
- 断熱性:Ua値0.19W/㎡・K (断熱等性能等級7・HEAT20 G3)
- 気密性:C値0.1c㎡/㎡(測定済)
- 耐震性:耐震等級3(許容応力度計算)+制震ダンパー(MIRAIE)+wallstat(木造住宅倒壊解析ソフトウェア)による検証
- 耐久性:長期優良住宅、腐らない木「緑の柱」を使って建てる「ハウスガードシステム」(防腐防蟻)採用
となっています! 断熱等級4以上が現在の国の基準(気密性については明確な基準なし)ですが、それを大きく上回った数字で、一年中快適にエコに、暮らせる住宅です。実際、見学に行った日はとても暑く、室内に入るまでは湿気もすごかったのですが、中に入った瞬間、とても涼しく温度差もなく驚きました。夏は特に2階に熱気がこもりがちですが、性能が高いのでそんなことは全くなく!エアコン1台で家全体が快適でした。
まとめ
担当の一級建築士の中桐さんに、いろいろとお話を伺いながら見学でき、「親和建設」の取り組みや方向性についても改めて知ることができて、貴重な時間となりました!
「これからの住宅は、安全で高性能は当たり前で、その上で大切な住まいを次へ遺すことを意識し、環境負荷も抑えながら、デザイン性と機能性と社会性を並立させ、次世代、次々世代まで考えた家づくりをしていくことが大切です」
と中桐さんはおっしゃっていました。
岡山県内でもなかなか見ることのできない「パッシブハウス」仕様のモデルハウス。あなたにもぜひ、一度ご自身で体感してみていただきたいです! 「IETO」の資料請求・問い合わせボタンから申し込むと、手軽に来店予約ができます。気軽に活用してくださいね。
見学したいときは
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