住むほどに肌になじむ木の住まい
職人の手仕事が光る唯一無二の家
吹き抜けの大空間で家全体をつなぐ
リビングから玄関ホールまで、約10メートルにわたる吹き抜けは圧巻の迫力です。見上げれば、太い構造材を現しにした天井がダイナミックに左右へ下り、昔ながらの蔵のような雰囲気を醸し出しています。高性能住宅(UA値0.3、C値0.2)を手掛ける「木創」の家は、大きな吹き抜けがあっても快適に暮らすことができます。

無垢の木と漆喰壁で仕上げた、あたたかな和の佇まい。高性能だからこそ実現可能な、吹き抜けの大空間です。
使うほどに愛着がわく造作家具
何よりも目を奪われたのは、家じゅうに設えられた数々の家具や建具などの造作類。美しい木目の通った扉、ピタリと角の合わさった手すりなど、木の特性を知り尽くした職人の細やかな手仕事が見てとれます。職人が造作した建具や家具は住まいの価値を高め、使えば使うほど経年美化で愛着が湧いてきます。住めば住むほど好きになる家ですね。


キッチンからパントリー、扉の奥のサニタリーまで一直線。居心地が良く、お子さんたちも自然と集まって来ます。
庭と一体感のある空間
外観も室内も、伝統的な和の建築とモダンな感性を融合させた佇まいです。花や緑が好きな奥さまの希望通り、デッキをコの字に囲むように生活空間がつくられ、キッチンに立てば目の前に庭と空が広がります。リビングにはソファと同じ高さに障子の出窓を設けました。一体感のある室内と庭が開放的な空間を生み出し、心身を癒やしてくれます。

キッチンカウンターをダイニングの端まで延ばし、窓辺のデスクコーナーに。漆喰の素朴な質感に癒やされます。


玄関からもトイレからすぐの位置に洗面台を配置。建具上部は抜け感のあるガラス欄間となっています。

トイレの収納まで家具職人が丁寧に手造り。扉のつまみとペーパーホルダーを真ちゅうでそろえました。

床の間や建具枠などの美しい納まりは見とれるほど。デッキに出れば、家にいながらピクニック気分が味わえます。


カウンターと書棚を造作した2階フリースペース。吹き抜け手すりの腰壁は、優しい丸みを付けた左官仕上げ。



子ども部屋や寝室の建具も一枚一枚オリジナルで造作。美しい板目を見せたレッドオークの突板仕上げです。

右側はシューズクローク。細い縦格子を入れたガラス建具が、家の顔となる空間に上質な趣をもたらします。

倉敷市Hさま邸
家族構成 | ご主人、奥さま、お子さま2人 |
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建築工法 | 木造軸組工法 |
土地面積 | 203.77 ㎡(61.64坪) |
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延床面積 | 137.15 ㎡(41.49坪) |
この家のデザイン・特徴

住宅業界に携わり約4年。 これまで色々なお家や施工中の現場を見てきました。 家づくり学校での接客経験を生かし、本当に知りたい、リアルな情報を第三者目線からお届けします。 気になることや聞いてみたいこと、何でもお気軽にご相談ください!